2017年3月10日

受験やテストへの「願掛け」はOK?ダメ?性格別の願掛け活用法


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「カツ丼は縁起がいい!」「冬道滑りたくない!」

受験やテストに臨む際に縁起を担ぐ、という方は結構いらっしゃると思います。その代表例が「カツ丼」を食べることであったり、「滑る・転ぶ」という単語を避けることですよね。

確かに「願掛け」は、受験前の落ち着かない心をしずめるのに有効な手段の一つです。しかしメリットばかりではないんです。

そこでまず、受験生が「願掛け」をすることのメリット・デメリットを整理してみましょう。

受験生が「願掛け」するメリット

「願掛け」の一番のメリットは、精神的な安定が保てることでしょう。「カツ食べたから大丈夫、勝てる」というのがその一つの例です。

たしかに「冬道すべらなかった」「茶柱が立った」というような些細な出来事で一日が楽しくなるなら、願掛けもしていいのかもしれませんね。

また願掛けは、人にもよりますが、緊張を吹き飛ばしたり自分に自信を持つ・流れにノるためにも使えることがあります。

基本的に自分に自信をもつ、というのはなかなか難しいことでしょう。しかし願掛けのような一見大したことがないように見えることが、「今日の自分はノッてる」と思うための一つの根拠になったりもするのです。

たとえば試験の開始直後、いつもより問題がよく解けると感じたときなんかを思い浮かべてみてください。その朝いれたお茶に茶柱が立っていたら、「やっぱり今日私はノッてるんだ!」と思えてきませんか?

言い換えれば「プラスの状況にあるときに、さらにそのプラスの効果を強化してくれる」のが「願掛け」の効果であり、メリットなんです。

受験生が「願掛け」するデメリット

しかしメリットのすぐそばにデメリットがあるのも「願掛け」。良いことで喜ぶことがあれば、その分悪いことだってあるのが世の常なんです。

受験生として勉強に励んでいる期間は、些細なことにイライラしてしまったり悲しくなったりと、感情の浮き沈みが大きくなりやすい期間でもあります。そのため願掛けにこだわっているときにちょっとでも良くないことが起こると、他のことに影響が出てしまう場合だってあります。

心の乱れは学習の乱れにつながりますから、その点では受験生にとって「願掛け」は大きいデメリットを持っているといえるでしょう。

それに加えてもう一つのデメリットとして、「悪い出来事の兆候が言い訳になりうる」ということがあります。

あなたも(本当はそうではないとわかりつつ、心のどこかで)「確かに今日の朝は滑ってころんじゃったしな…」「ペンを落としちゃったもんなあ…」なんていうのを言い訳にしたことがありませんか?

人間悪い出来事のきざしがあると、「あのときのあのせいかも」なんて考えがちです。

でもしっかり頭では分かっている通り、絶対そんなことはありません。ペンを落としたってすべってころんだって(頭を打ったりしたら別かもしれませんが)、試験の結果は決して変わりません。

言い換えると、「願掛け」にこだわりすぎてしまうと、自分の逃げ道を作ってしまうことにもなるということです。

性格別!願掛け活用法

上記のようなメリット・デメリットをふまえて、自分にあった「願掛け」の使い方を考えてみましょう。

タイプ1: 楽観的な人・日常が楽しい人

「嫌なこと?すぐ忘れちゃうよ!」という人にとって願掛けは最高のメンタル強化の手段でしょう。願掛けがプラスをさらに大きなプラスに、そしてマイナスを更にマイナスにするものだというなら、マイナスがなければ願掛けって最高なんです。

ですから自分の性格が楽観的な方だと思うのであれば、願掛けをしてもかまわないです。

タイプ2: 悲観的な人・気分の浮き沈みが激しい人

「ちょっとしたことでテンションが上がったり下がったり…」という人は、絶対に願掛けをしないほうが良いです。

悲観的な人や、気分の上下動がはげしい人に共通する特徴としてまずあげられるのが「嫌なことを覚えていやすい」ということ。言い換えれば心のなかに「マイナス」が残りやすいんです。

そうなると願掛けはマイナスをさらにマイナスにしてしまう行動になってしまいます。これが悲観的なあなたが願掛けをすべきでない理由です。

タイプ3: 「タイプ1,2のどちらでもない!」と思う人

このタイプの人も願掛けはしないほうがいいでしょう。なぜなら幸運のきざしより、不幸のきざしのほうが起こりやすく、記憶にものこりやすいからです。

よく考えてみてください、茶柱が立つより転ぶ確率のほうが高くありませんか?明らかに高いですよね(そもそもお茶を淹れるようなことがない人にとって、茶柱が立つ確率は0!)。

そうなると、願掛けで得られる効果はどちらかというとマイナスにはたらくものが多くなります。たしかにプラスも得られますが、総合的に見ればマイナスです。それなら願掛けはしないほうが良いでしょう。

「願掛け」は用法用量を正しく守って!

上記のどのタイプの人にとっても、願掛けはプラスにはたらくときもあれば、マイナスにはたらく時もあります。だからこそ自分の性格と照らし合わせて、使うべきか使わないべきかを判断しておくことが大切です。

また「自分は願掛けなんかに頼らない!」と決めたのにも関わらず、カラスの羽を見たりするとやはりテンションは下がってしまう、なんて人も少なからずいるでしょう。

ただ、そう感じている自分を責める必要はありません。「頼らない」という決心さえ持っていれば、いずれ「ああ、こんなゲン担ぎもあったな」と客観的に見られるようになる日が来ますからね。

「願掛け」は使うべきか使わないべきか、そしてどれくらい信じて良いものか、個人差(特に性格の面で)が大きいものです。利用の際には自分の性格をきっちり見極めて、適切な用法・用量での利用を心がけていきましょう。


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