2017年3月8日

「定期試験前日は勉強しない」に潜むワナ!前日を制して受験を制す


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テスト前日は落ち着かないのが普通。

筆者も定期テスト前日はなかなか落ち着かなかったなあ、と自分の中学、高校生活を思い返してみて思います。

いや実際、定期テスト前日に勉強したからといって点数が大きく変わったりしないんじゃないかと思ってしまうのが、現役の中高生のフツーでしょう。でもこれ、ある種の「セルフ・ハンディキャッピング( Self-handicapping ) 」だったりするんです。

でもそれ、ながーい目でみるとすごくもったいないことなんです。なんてったって定期テスト前日は、受験◯◯日前でもあるんですから。

前日勉強したってテストには効果がないかもしれません。しかしそれが受験に活きるなら御の字じゃありませんか?

それに「夏からは毎日〜〜時間勉強!」これはよく聞くワードです。しかしテスト前日1日サボったら、その夏からの勉強時間、毎日何分ずつ増やさなくてはなりませんか?

ただそれでも、たとえそのことを理解していたとしても勉強するのが難しいのが「テスト前日」に潜む大きなワナなんです。

なんで前日ってこう勉強できないんだろう?

「前日やったってしょうがないよね!」なんて言っていた人がテスト後には「いや勉強してなかったし保健体育も家庭科もわかんねーし!昨日なんて遊びっぱなしだったし!」なんて騒いでいる光景、あなたの周りでも目にすることはありませんか。

実際の所、テスト前日に勉強しない(できない)理由はいくつかあるんです。そこで、その代表的な理由を2つ挙げて、その対処方法を提示したいと思います。

その1: 何をやればいいかわからない

対処法:テスト1週間前に「これだけはやっておく!」ということリストを作っておく

一番多いのがこのパターン。テストは1日に少なくとも3教科、中学校など多ければ5教科が課される場合が多いです。

そうなるとやることが多すぎてついついパンクしてしまい、結局何もできない、なんてことになりがちです。

そこで筆者がオススメするのは、テスト1週間前に決めた予定に忠実に従うこと。こうすればテスト勉強にだけ集中できますし、何より一週間前の方が落ち着いて物事を考えられますから、「あ、これやっておかなきゃな」という些細な気づきが得られやすいです。

前回の模試を最大限に活用する受け方指南でも示しましたが、大切なのは「事前の準備」なんです。まだ頭を冷えていてひろーい視野を持てるテスト1週間前に、やること決めときましょう。

その2: 心のどこかで、無意識に「言い訳」を探している

対処法: 自分の目標と照らし合わせて、「妥協してない?」と自分に問いかける時間を作る

案外このパターンも多いです。これこそ「セルフ・ハンディキャッピング」です。特に美術や保健・体育等の教科は普段から勉強している人が少ない分、「前日やらなかったから!」なんて言い訳が通用しますよね。

確かにテストのためだけに自分を抑圧する必要はないです。あなたが楽しいと思える人生を送れていて、この先間違いなく必要にならないと確信を持てることに精を出していられるほど人生は長くないんです。

しかしどうでしょう、本当にその「言い訳」って自分のためになってますか?

自分の目標に見合った勉強量をすでにしているのであれば、前日別に遊んだって良いでしょう。けれども、自分の目指しているものと今の自分の距離が大きいのであれば、その「やらなかった」前日って、案外もったいなく思えてきませんか?

定期テスト前日とは言え、長い目で見れば「受験◯◯日前」なんです。テスト勉強で一度でも詰め込んだ知識、きっと◯◯日後の受験にも活きる可能性があるんです。

この「言い訳づくり」は無意識下で行われてしまうものです。全部が全部真面目に取り組んでいたら、失敗した時精神的ダメージが大きくなりすぎちゃいますからね。自分には優しくして良いんです。

ですから、ぜひ一日ちょっとした時間に、「今の自分、これでいいのかな?」と思う時間を設けてみて欲しいと思います。ながーい目でみれば、定期テスト前日も長い受験勉強期間の中の1日です。

もし今の自分と目標との間の差が大きいのであれば、あなたの「やるべきこと」は自然と決まってくるはずですよ。

 

「でもテスト勉強、将来何の役に立つのかがわからないし!」

先ほどは「美術」や「保健体育」のテスト対策が前日手を抜かれやすいと言いました。実社会で使うことがあんまりないからです。

しかし言ってしまえば数学だって理科だって、それそのものを実社会で使う人って限られてるんです。受験に使う教科だって、20年後振り返ってみれば「美術」や「保健体育」のテストとなんら変わらない、「あんなのもあったっけなあ」の範囲のものなのです。

それではなぜいろんな教科のテスト勉強をするのか。簡単です。「何が役に立つかなんて、実際役に立ったと思う瞬間にしかわからない」からなんです。

テスト勉強はあなたの未来の可能性を広げている

かの Apple の創始者、Steve Jobs は言いました。

“You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”

これの意味するところは「あなたの経験ははじめバラバラでも、将来ある瞬間に自分の歩んできた道筋を振り返った時、バラバラに見えた一つ一つの経験がつながって見えるから!今の自分を信じなはれ!」というものです。

このことをテスト勉強に当てはめて考えると、今あなたがしているテスト勉強は「dots(点)の生産」です。バラバラの経験を積んでいる最中なんです。

そしてこのdots、つまりバラバラの経験は、将来あなたが歩んできた道筋を振り返るときに多ければ多いほど他のこととつながりやすいんです。

定期テスト前日に頑張る力、それが合格へのdots

そしてまた、受験当日試験会場であなたが受験生としての生活を思い出したときに見える dots=バラバラの経験こそが「模試」だったり「定期テスト」だったりします。それと同時に、それまで過ごしてきた毎日も dots の中の1つなんです。

定期テスト前日にも頑張れたという自信が、きっと試験会場であなたを支えてくれる力となります。ここもうちょっと、踏ん張ってみてください!!


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