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二度寝は学生の大敵?!でも良いこともあるんです
「二度寝=しちゃだめ!」という図式が頭のなかにある、という方は多いのではないでしょうか。でも正しい二度寝は、あなたの一日を助けてくれる存在でもあるんです。
確かに二度寝をしてしまうと予定をすっぽかしてしまう可能性も高くなります。テストの朝、やろうと思っていた勉強ができないかもしれません。部活の大会なんかに遅れてしまったら、色々と面倒なことになります。なお、筆者は進路説明会的なものを一度二度寝ですっぽかしてしまった経験があります(風邪とごまかしましたが、今ではすごく反省!)。
なにより二度寝って罪悪感が芽生えますよね。前日夜疲れていて勉強を先延ばしした翌朝二度寝してしまい「ああ、起きて勉強しようと思ってたのに…」なんて思い始めると、その一日のスタートが暗くなってしまいます(この経験は多くの人がしているものですから、本当はそこまで罪悪感を感じなくてもいいのですが…)。
でもひとくくりに「二度寝」とは言っていますが、二度寝にも種類があるんです。上記のような二度寝は良くないタイプの二度寝で、休日など時間が比較的あるときにやってしまいがちなもの。
しかし「最強の二度寝」を習得することが出来れば、二度寝したことに罪悪感もない上に、いい一日のスタートを切ることができます。いい一日のスタートを切ることができれば、勉強の効果も友達との関わり合いも含めて、良い一日が切れるでしょう。「終わりよければ全て良し」ですが、「始まり良ければなお良し」なんです。
「最強の二度寝」とは
結論から言うと、ズバリ「起きるべき時間の5分前にアラームをかける→アラームで一度起き、二度寝する→5分後に絶対起きる」のが「最強の二度寝」です。どうしてこの二度寝が「最強」なんでしょうか。そこには2つの理由があります。
根拠その1: 日中受けるストレスに備えるためには、二度寝の時間が有効
「コルチゾール」というホルモンがあります。これは抗ストレス効果を持っているホルモンで、起床直前の1〜2時間、つまり眠りが浅くなったときに分泌されています。その目的はもちろん1日を通して体験するストレスに備えるためで、もしこの分泌量が少なければ「嫌な目覚め」方をしてしまったり、「悪い一日のスタート」を切ってしまったりします。
ちなみにこのホルモンが二度寝の幸せ感を演出している原因です。二度寝って、している最中はなぜか幸せな気分になりますよね。それ、実はこのホルモンが分泌されているからなんです。
確かに一度で起きてもそれまでの間にコルチゾールは分泌されています。しかし起きる時間によっては分泌量がまちまちで、時々分泌量が不十分のまま起きてしまうことだってあります。
そこに5分の二度寝をプラスすることで、毎日コルチゾールを全身に行き渡らせてから起きることができます。二度寝という浅い睡眠の中では、コルチゾールが非常に分泌されやすいそうなんです。
これらのことを言い換えると、+5分の二度寝はコルチゾールを身体に巡らせて、1日を過ごし切るための準備の時間であると言えます。
根拠その2: 浅い睡眠をキープするのに5分はちょうどいい
確かにホルモン分泌は10分でも続きますし、5分より10分がよいと思う人は10分でもいいのかもしれません。
しかし筆者は10分寝ると深い睡眠に入りかけて大体起きられないタイプです。5分なら大半の人が二度寝しても浅い睡眠のままですから、起きるときも苦痛が小さくなるでしょう。
二度寝の怖いことは何と言っても「そのまま深い睡眠に入ってしまう」ことなんです。その後の予定をすっぽかしてしまうことのマイナスに、二度寝で得られるプラスが勝つことは絶対にないんです。
しかし5分間の二度寝を徹底することでそのマイナスを0にさえしてしまえば、残るは二度寝の楽しみやメリットを最大限に享受するためには、5分程度の浅い睡眠を確実にキープできる時間が最も適しているんです。
「二度寝=ダメなこと」という認識を捨てて、楽しい一日を
二度寝をしたらダメ人間だとか、社会じゃやっていけないだとか、そういう短絡的な考えは捨ててしまって良いでしょう。それは悪い二度寝をしてしまうからなんです。
ただし注意点は上にある通り「絶対に5分以上は二度寝しない」ということです。二度寝で自分を甘やかしたとしても、そこだけはしっかり自分を管理しましょう。
「起きるべき時間の5分前にアラームをかける→アラームで一度起き、二度寝する→5分後に絶対起きる」という「最強の二度寝」を通して、良い一日を送ってください!
One thought on “二度寝もできる上に罪悪感なくハキハキ一日を過ごせる最強二度寝術”
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