2017年3月17日

大学受験生にアルバイトはご法度?バイトと受験は両立できるのか


高校生にもなるとアルバイトをしたい、という人は増えてくるでしょう。遊びに行く機会だって増えますし、何より進学にかかる費用は大きいですから、それをなんとかしたいと思う気持ちだってあるはずです。

しかしバイトに力を入れすぎて浪人、となってしまうとそれこそ両親への負担も大きくなってしまいます。実際、バイトをしつつ現役合格を実現することはできるのでしょうか

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「なんのためのバイトか」が合否を決める第一関門

一概にバイトとは言っても、その目的は色々あるはずです。実はそのバイトの「目的」こそが、受験勉強とアルバイトが両立できるかのポイントなんです。そこでバイトの目的別に、あなたが受験勉強とバイトを両立できるかをチェックしてみましょう。

目的その1: 遊ぶためのお金がほしい・買いたいものがある

例えば、その一つには「遊ぶお金がほしいから」というものが挙げられます。

高校生になっても中学生の頃より遊びに行く機会がそう増えるというわけでもありませんが、高校生の場合一回遊びに行く際に使う金額が大きいですよね。
ご飯を食べに行くにしても中学生ならファミレスで済むところが、高校生にもなると少しカッコイイ or カワイイところに行きたがってしまうものです。

それに高校3年生は最後の学年ということもあって、打ち上げなどの機会も増えていきます。結果お金の消費量は高校1,2年生のときよりも大きくなりがちです。

さらに洋服なども高校生になればある程度いいものを着たいという人が増えてきますし、時計や靴や鞄など、身の回りのものにもお金をかける傾向が強くなっていきます。親に買ってもらうのが嫌だ!という人も多くなるでしょう。

こういうわけで、「遊ぶ金欲しさ」であったり「ほしいもののため」であったりでバイトを始める人も増えていきます。しかしそれって受験にどういう影響を及ぼすんでしょうか。筆者の見解では、あまりいい影響はないと思います。

遊びの大切さを語った記事では遊びに行くことを推奨しています。しかしそれは記事中にある通り、「新しいものに触れることで脳が刺激され、学習意欲が向上したり脳が活性化したりするから」です。

一方バイトで稼いだお金で遊びに行く、という場合はどうでしょうか。この場合はたいてい、勉強より遊びに行くことに意識が向きやすくなってしまいます。なぜなら「バイト」のご褒美としての「遊び」の楽しさが頭に焼き付いてしまいやすいからです。

上司に怒られ、仕事もきつく、苦労して稼いだお金。その見返りとして友人らと楽しく遊べるとなれば、親から貰ったお金で遊ぶよりも倍楽しい気がしてきませんか? つらかった記憶に対するご褒美としてのバイトの立場が確立されてしまうと、どうしても勉強に本腰は入りづらいものです

それに第一、大学になんて行かなくてもお金は稼げる、となってしまうと勉強意欲も削がれてしまいますよね。

ですからもしも遊ぶ金欲しさや欲しいものを買うためにバイトを始めようとするのなら、受験には悪影響があると考えておくべきでしょう。

目的その2: 進学の費用・学費を稼ぎたい

筆者おおしろはこのパターンで一時期バイトをしていました。

大学進学にかかるお金ってものすごいんです。受験するだけでも結構かかるんです。それに加え筆者おおしろの家庭はそう裕福ではなかったため、学費のすべてを両親に負担させるわけにはいかないと、高校1年生のころから少しずつライターとしてのバイトをしていました。

バイトとは言ってもSOHO(在宅での仕事)としての働き方をしていたので、時間的な制約はあまりありませんでした。そのため高校2年生のころなんかは、空いた時間を見計らって毎日2時間程度働いていたと思います。稼ぎは微々たるものでしたが、受験にまつわる費用はそれでだいぶカバーできたと思います。

そんな自分の経験も含めて考えてみると、「進学の費用や学費を稼ぐため」のバイトは、筆者のようにそうせざるを得ない人にとってはそう悪いものではないです。何より「バイトまでしているんだから、絶対大学には行ってやる」という思いが強くなるからです。なんとしても大学に行ってやるという執念は、バイトを通しても身につくのかもしれません。

ただ、家庭の経済状況が悪いわけでもないのにバイトを始めるのはあまりオススメできたことではありません。何より勉強量はバイトをすれば確実に減ってしまうからです。働いて得られる執念というのはあるものの、働かないで勉強できるならそれに越したことはないんです。

もし親御さんのスネをかじっているようで嫌だと思うのであれば、その考えは捨てるべきかな、と筆者は思います。誰かに頼ることができる今だからこそ、全力で頼りましょう。恩返しは後ですればいいんです。

歳を取れば体も頭もそう強いままではあれません。少しずつ弱くなっていってしまいます。だからこそ、学生のみなさんは今の若い体とフレッシュな頭を大切にしてください。バイトで稼ぐお金なんて、その時間に思いっきり勉強することで将来得られるお金に比べれば大した事ない額なんです。

以上をまとめてみましょう: 進学費用のためにバイトするというのは、本当に家庭の経済状況が厳しいのであればお金に加えて「大学への執念」を得られるというメリットもあります。ただ経済状況にゆとりがあるのなら、バイトする時間を勉強に費やすほうが賢明だと言えます。

目的その3: 社会勉強をしたい

バイトをする目的として案外多いのがこの「社会勉強をしたい」というものです。確かにバイトを通じて社会勉強をすることはできますが、実際大学を出てからでもそれは遅くありません。逆に大学生になってからバイトを始める人のほうが多いので、大学1年目で「社会の常識がない」のはそう責められることでもないのです。仕方のないことです。

ですのでそう焦って「社会勉強」を始めなくてもいいのかな、と筆者は思いますし、何より社会勉強ならバイトではなくても適当なボランティアに月1ペースで参加する、という方法も取れるわけです。社会勉強のためにバイトを始めるのであれば、その時間を受験勉強に当てたほうが将来的なプラスは大きいと思いますよ。

バイトと勉強の両立は精神力が試される

バイトしつつ受験生活を送った筆者おおしろが思うに、バイトと勉強の両立にはものすごい精神力・忍耐力が要求されることには注意が必要だと思います。

何より自分の時間、というものがうまく確保できなくなります。特にバイトはぴったり業務時間通りに終わらないこともありますし、急に入ってくる業務だってあります。筆者の場合ライター業をやっていて最も困ったのはテスト期間と締め切りがかぶってしまう時でした。

だからこそ自分の家庭の経済状況に応じてバイトの必要・不必要を判断すべきです。経済状況がいいなら絶対しない方が今後のためです。

自分がなぜバイトをしたいのか、よくよく考えてから行動することをオススメします。


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